加糖ぶどう糖液糖とは何か?
食品表示でよく見るけれど、正体や健康への影響が気になる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、加糖ぶどう糖液糖の原料・作り方・砂糖との違い・危険性・含まれる食品例まで、詳しく解説します。
加糖ぶどう糖液糖とは?
加糖ぶどう糖液糖は、でんぷん(とうもろこし・じゃがいも・サツマイモなど)を酵素や酸で分解して得られる液状甘味料に、砂糖や果糖を加えたものです。
英語では**高果糖コーンシロップ(HFCS)**に近いもので、日本では「異性化糖」と呼ばれる甘味料の一種に分類されます。
ぶどう糖液糖との違い
- ぶどう糖液糖:主成分はぶどう糖。甘みはやや控えめ。
- 加糖ぶどう糖液糖:ぶどう糖液糖に砂糖(ショ糖)や果糖を加え、甘みと風味を強化。
果糖が加わることで、砂糖よりも冷たい飲み物でも甘みを感じやすいという特性があります。
加糖ぶどう糖液糖が多く使われる理由
- コストが安い
砂糖よりも低価格で、大量生産しやすい。 - 甘味度が高い
果糖を含むため、少量でもしっかり甘く感じる。 - 製品の保存性・食感改善
パンのしっとり感維持や、飲料の口当たり向上に役立つ。
【危険性】加糖ぶどう糖液糖と健康への影響
加糖ぶどう糖液糖は「砂糖と同じカロリー源」ですが、果糖が多く含まれる場合は以下のリスクが指摘されています。
- 肥満・メタボリックシンドローム
果糖は肝臓で代謝され、中性脂肪として蓄積されやすい。 - 血糖値変動
ぶどう糖成分によって血糖値が急上昇しやすい。 - 虫歯リスク
砂糖同様に口内で酸を生み、歯を溶かす原因になる。
ポイント:適量なら問題ありませんが、「毎日大量摂取」には注意が必要です。
加糖ぶどう糖液糖が含まれる食品例
- 炭酸飲料・ジュース・スポーツドリンク
- 菓子パン・洋菓子・クッキーなどの焼き菓子
- アイスクリーム・かき氷シロップ
- ソース・たれ・ドレッシングなどの調味料
食品表示の見方
原材料欄で「加糖ぶどう糖液糖」「果糖ぶどう糖液糖」「異性化液糖」などの表記があれば、それが該当します。
砂糖との違いを比較
項目 | 砂糖(ショ糖) | 加糖ぶどう糖液糖 |
原料 | さとうきび・てん菜 | でんぷん(とうもろこし等) |
主成分 | ぶどう糖+果糖(1:1) | ぶどう糖主体+砂糖・果糖 |
甘味度 | 基準値(100) | 果糖含有率により変動 |
状態 | 固体(結晶) | 液体 |
コスト | やや高い | 低い |
よくある質問(FAQ)
Q1. 加糖ぶどう糖液糖は危険ですか?
A. 適量であれば安全です。ただし、果糖の過剰摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高めます。
Q2. 果糖ぶどう糖液糖との違いは?
A. 果糖ぶどう糖液糖は果糖が50%以上含まれるタイプで、甘味度がさらに高いのが特徴です。
Q3. 砂糖より太りやすい?
A. 果糖は脂肪に変わりやすいため、条件によっては砂糖以上に脂肪蓄積を促す可能性があります。
まとめ
- 加糖ぶどう糖液糖は液状甘味料で、砂糖や果糖を加えて甘みを強化したもの
- 砂糖よりも低コスト・高甘味度で、飲料や菓子など幅広く使用される
- 摂りすぎは肥満や生活習慣病のリスクになるため、食品表示をチェックして適量を心がける
健康のためには、甘味料を使った飲料やお菓子を毎日続けて摂らないことが大切です。